L228納得行くところまで調整完了 !! - 104-905
2016/03/26 (Sat) 07:37:52
ky様。
ご覧の皆様。
こんにちは。
L228が苦労のかいあって、 大旨納得できるところまで漕ぎ着けました。
開封動画撮影後、状況を把握するためにフューエルチップを取り付けテスト点火したところ、周期的な息継ぎ状態になりましたが、インスタントライトとしてのプレヒートなしでの点火は良好でしたが、チップを取り外すと燃焼は安定しましたが、プレヒートをクイックライトなみにしないと火達磨になってしまいました。
また、チップを取り付けてタンク内の燃料の量を減らすと燃料不足で消えてしまいました。
この4日間ネットを隈なく検索していると、とあるフォーラムでモデルは違いますがスラントランプの点火の状態が書かれていました。
内容は全て英語でネット翻訳のため大よその事しかわかりませんでしたが、L228ランタンは若干の不安定なところはあるものの問題になるほどのことはないと言うような内容でして、また点火も他のインスタントライトのようにプレヒートしなくても点火ができるとありました。
ただ、そのランタンに付いているフューエルチューブは私のL228の形状(217-144)とは異なり、フューエルチューブの上におおいかぶさるようにエアーチューブか付けられ、いわゆるパイプが二重になっていて内側のパイプがガソリンとエアーの混合気、外側がタンク内のエアーが通るこうぞうになっていました。(117-144)
しかし基本的構造はA200や228D等のエアーシステムとは違いバルブの動きと連動してガソリンの供給量を変えるような可動部分を持たない、ごく単純な構造は同じなため、自分のL228もインスタントライト特有のプレヒートなしでのスムーズな点火、そして燃料の量に左右されず安定した燃焼ができるはずと思い、今日のお昼前からL228をばらしてフューエルチューブを中心にいろいろ検証してみました。
検証①
チップは取り付けたまま、エアーチューブ側を穴ぎりぎりの針金を通してタンク内のエアーの量を少なくして様子を見る。
結果
点火時に火達磨になり点火後も灯りが不安定。
検証②
チップを外してチップが付いていた所に#150メッシュを丸めて入れて燃料の吸い込みを調整する。
結果
点火後の灯りは安定したが点火で火達磨になる。
検証③
チップを外してそこにフェルトをきつめに詰め込んむ。
結果
点火時は②より少し改善された。
燃焼も安定している。
検証④
チップを取り付けエアーチューブを完全にふさぐ。
結果
ガソリンの供給量が足らないのか①とほぼ同じ状態。
以上の検証結果からチップからのガソリンの供給量が少ないのではないかという仮定で、予備のガスチップの穴を広げて検証したところ「ビンゴー !!」
点火時は2秒から3秒後すぐに白い燃焼になり安定し、その後バルブ全開にしても安定して光っている。
タンク内の圧力を上げていっても炎の状態は激しくはなるが消えそうな気配は全く感じられない。
試しに、タンク内の燃料を1/10程にして検証したが、点火も点火後の燃焼も満タン時とほとんど変化なく安定している。
チップの小さな穴が開けられている先端部分を見てみるとサンドブラスターのようなもので砂を吹き付けたような細かなへこみが無数に付いていたので、もしかするとチップの穴が小さくなっていたため必要量のガソリンが供給されずエアーばかりが供給されてしまったための現象ではなかったのか ?
という結果にたどり着きました。
しかし、現在も若干ではありますが気にならない程度の灯りの強弱を約2秒周期で繰り返すことがありますがそのまま点火し続けているとそれもなくなりました。
もうしばらく様子を見ることにします。
Re: L228納得行くところまで調整完了 !! - k,y
2016/03/26 (Sat) 17:32:55
こんにちは。
L228の点検確認お疲れ様でした。
そうですか。チップの穴を広げた結果、良い状態ですか。
勉強になりました。
L228は、あまり参考資料が乏しいですね。
その中で、今回は素晴らしい参考書になりましたね。
エクセレント!!
私の228は点灯するのかなぁ~と思い始めております。
最後に灯したのは10年位前?
不安になりました。
今度確認してみます。
貴重な検証をありがとうございました。
大変、勉強になりました。
Re: L228納得行くところまで調整完了 !! - 104-905
2016/03/26 (Sat) 18:20:27
ky様。
こんにちは。
そうなんですが・・・
すでにライティングコールマン様がL228の最後のビデオを収録中に、私がフューエルチューブのガスチップの穴を調整するだろうとお思いになり、ガスチップを3個その時の為に入れておいてくれました。
完全に私の行動をライティングコールマン様によまれていました。
おそらく私の楽しみを残しておいてくれたのだと思います。
今回のL228のおかげで、スラントランタンやインスタントライトの勉強になりましたし、いかに当時のコールマンエンジニア達が苦労したのかがリアルに理解できてとても楽しかったです。
本日、早朝から3機のビデオ撮りをしていました。
LQ427と228Dは全く心配していませんでしたが、L228の点火の時は上手く点火するかと不安でしたが、見事に一発点火ができたので安心しました。
それでは、現在収録したビデオをレコーダーからHDDにコピーしていますので、でき次第ポスプロに入ろうと思っています。
ではでは・・・