コールマン220スラント - N.M
2020/06/18 (Thu) 23:23:15
ご親切にありがうございます。コールマン220スラントのジェネレーターにほかにない魅力を感じましてつい落札してしまいましたが、ジェネレーターはQ77がついていましたが、いろいろ問題がありましたこれを書くと非常に長くなりますので。交換したのは新しいQ77、燃料キャップのパッキン、チェックバルブとステム一式、タンク内が気になりこの際、分解しょうと決めました。ジェネレーターも88にしました。さて燃料パイプですが200のガスチップの穴は非常に小さく上の方から息を吹くと殆ど空気が出ていませんが、元々付いていたガスチップは空気が出ていました。一応燃料パイプの先端には元々付いていた網を入れまして最初は200についていたガスチップ８０回ポンピングしましたが薄ら灯って今にも消えそうでした、次に元もついていたガスチップにしてところ勢いよく長く明るく点灯しますが機関車のような音が続きながら灯りが常にチラチラしています。ガスチップの穴は200と220スラントのガスチップの穴は見た目でも220スラントの方が大きい。絹針で少し大きくしてしまったのかと思います。別のガスチップにしたいのですがどれが良いのか困っている次第です。お忙しい中申し訳ございませんが御指導をおねい致します。一応、空気漏れは例のスプレー泡でビデオのとおりに全部点検しましたが空気漏れはありません。ついでpcは初心者に近いので誤った事があるかもしれません何ご勘弁下さい。
Re: コールマン220スラント - Alden
2020/06/18 (Thu) 23:50:43
NMさん、いらっしゃいませ。
やはり皆さんフューエルチューブのキャップの中にあるガスチップで悩まれている人が多いんですね ?
実を言いますと、私が一番初めに所有したL228をライティングコールマンさんと言うアメリカの今はテキサスでコールマンランタンを中心にレストアをしたりアメリカのオークションで落札したランタンの日本への転送サービスと共にレストレーションの依頼も出来る所でお願いしてレストアをしていただきましたが、フューエルチューブ先端のキャップ内での燃料とエアーとの混合時に今一つ問題がありNMさんと全く同じ現象が発生していた為、ライティングコールマンさんは最終判断で中のメッシュを取り除いて炎をある程度安定させた経緯があり、その後私の手元に届いてからガスチップの穴を広げて見たり、メッシュの形状を変えてみたりしてある程度納得のいく初期点火の状態と連続して数時間の継続点火時の安定性の両立の調整を行いました。
その時の動画が下記アドレスになります。
https://www.youtube.com/watch?v=dv2hl8-6bQI
現在自宅にはランタンは置いていない為、実家に有りますので明日にでも実家に行く予定がありますので、フューエルチューブの先端のメッシュの形状等の詳細の写真などもこちらで乗せたらと思っていますので、少しお待ちくださいませ。
又、コールマンのダブルマントルのポンピングはだいたい50回から60回程度をめあすにされると良いようです。
あまりタンク内の加圧を上げ過ぎてしまうと、燃料よりもエアーの方の出が多くなり、炎が不安定になりやすくなる傾向にありますので、点火後のポンピングは炎の様子を見ながらしていくと良いようです。
後、私のHPの方のCollectionに私が現在所有しているコールマンランタンの一部がのっていますのでよろしければそちらも参考になさってみて下さい。
https://akirattt.wixsite.com/start-from-scratch-2/old-coleman-104-905
Re: コールマン220スラント - N.M
2020/06/19 (Fri) 11:31:29
御指導をありがとうございます。燃料がなくなると消えてしまう。これは同じ症状でした、先程再度ビデオを見せて頂き最後の点灯中のところを最大ボリューム音にして灯りの状態を数回再生しましたら同じ音が出ていました。灯りの不安定さは私のランタンは多いような気がしますが、古いランタンはこの不安定差が良いのかもしれません点灯中の明るさは満足しています。200のガスチップと220スラントに付いていたガスチップを並べて見ましたが穴の大きさは目で分かるくらいの差がありました。そこで、若しガスチップを交換するとしましたら交換用のガスチップはどれが良いのでしょう?良い手本のビデオで一応ここまで点灯できました事を感謝申し上げます。
Re: コールマン220スラント - Alden
2020/06/19 (Fri) 12:25:01
下手くそな絵になりますが、フューエルチューブ先端部のカット図を作ってみました。
解りずらとは思いますが、赤い部分がガスチップになります。
そのすぐ右側のオレンジの点線がメッシュフィルターになりますが、おそらく分解時にはメッシュがガスチップの頭の面に沿う形で入っていたと思いますが、場合によってはガスチップの穴をメッシュがふさいでいることがあります。
それを回避する為に、メッシュをキャップ側の内側の形状に少しふくらみを持たせてガスチップとメッシュとの間にクリアランスを作ってやることによってガソリンがスムーズにミキシング内に吸い込まれていくと思います。
濃い青の点線矢印がガソリンで、水色の点線矢印がタンク内のエアーが流れるルートになります。
この構造は、コールマンのエンジニア達が、今までのクイックライトシステムのようにプレヒートをしなくてもスムーズにエアーと燃料の混合気をジェネレーターに送り込むことによってスムーズに点火が出来るようにした市販ランタンでは初めてのチャレンジだったと思われます。
更には、スラントジェネレーターを斜めに取り付ける事により、バルブステムの先端にクリーニングニードルを付けてバルブりネジの出し入れでジェネレーターのガスチップの穴のクリーニングをすると言う機構を搭載するための独特の形状になったと思われますが、T88ジェネレーターはクイックライトのジェネレーターに比べても部品点数も多く、コストがかかり過ぎる為なのかわずかに期間のみの使用になったようです。
その為にアメリカ式大量生産方式を取っていたT88が現在でも当時のストック品を手に入れることが出来る貴重な部品にもなっていると思います。
Re: コールマン220スラント - Alden
2020/06/19 (Fri) 12:40:21
実際の物がこちらになります。
ガスチップの頭が長年の使用によりタンク内の細かな錆などがメッシュを通過して当り、凸凹になっているのもわかると思いますが、その分を見越して同じコールマンのガソリンストーブのクリーニングニードルを使用して頭の部分だけを少し穴を広げています。
Re: コールマン220スラント - Alden
2020/06/19 (Fri) 12:43:09
更に色々な形状のジェネレーターのガスチップを試していますが、概ねどのタイプも同じような燃焼をしていますので、フィルターメッシュとのクリアランスが重要なカギになると思われます。
Re: コールマン220スラント - Alden
2020/06/19 (Fri) 12:56:40
個人的に考えているのは、このスラントランタンはこの後のインスタントシステムの思索的な機構で、タンク内のエアーと燃料の切り替えの機構がありません。
その影響で、初期点火時に理想に近い混合比で混合気をジェネレーターに送って点火後もエアーと燃料も混合気が供給されている為に、一定間隔で燃焼が不安定になるものと考えていますが、ジェネレーターやチャンバー等が十分温められると完全ではありませんが息ずかいもかなり小さくなるようです。
このスラント後のインスタントライトでは、点火時にバルブを少し開けてエアーと燃料を同時に送りますが、点火後にバルブを全開にする事によって、エアーの供給をストップして燃料だけの供給に切り替わるエアーシステムの開発により非常に安定して燃焼が得られるようです。
私は、このスラントランタンをランプも合わせて4台所有していますが、4台ともわずかに息継ぎが有るような燃焼をする為、スラントの魅力として楽しんでいます。
Re: コールマン220スラント - N.M
2020/06/19 (Fri) 21:07:50
有り難うございます非常にわかりやすい解説で素人の私にも理解できました。暫くはこのままで次回までにガスチップいくつか揃えて穴の大きさ変えてメッシュ網も紙のようになる形状の物そしてクリアランスが出るようにセットしたいとおもいます。本当に細心な御指導を感謝致します。
今、点火前にヒートを十分にしていますが、点火は御指導とおりに挑戦してみたいと思っています。私にために大切で貴重な時間を費やして頂きましてお詫びと感謝をもうしあげます。
Re: コールマン220スラント - Alden
2020/06/19 (Fri) 21:39:09
少しでもお役に立てて嬉しいです。
同じ物に興味を持つ者同士でお互いの情報の交換をしあう事はネット社会の利点とも思います。
まだまだ私にも分からない事や疑問に持っている事は多く、お互いに楽しみながら進めていきましょうね。